好転反応

潜在意識における好転反応について(解釈の誤り)

「潜在意識 好転反応」で、多くの検索がありますが、どうも誤解をしているようです。

誤った情報源があるのか?

何もしなくて、好転反応が起こることはありませんよ。何か特別な処理をするから、好転反応が起こるのです。

たとえば、皮膚病があった場合、それを漢方薬で治療したとします。その場合に、一時的に、皮膚の状態が悪化したように
見える現象が起きます。これが、好転反応です。

この場合なら、漢方薬で、腎臓系を使わずに、皮膚に毒素を排出した結果です。

潜在意識ならば、たとえば、ヒーリングCDなどで、潜在意識の浄化をすれば、好転反応が起こることがあります。

それは、現象として、怒り・悲しみなどの否定的な感情がでてくるというものです。
ただし、ひとにより、出ない場合も あります。個人差があります。

この好転反応は、悪いものではなく、一時的なものであり、その後、状況はよくなるのです。

ですから、何かをしなければ、好転反応は起こりません。

以下のような質問がありました。

「以前(20年以上前)にある願望達成プログラムは購入し、リラックスしてカセットを聴き、願望をイメージしたり唱えたりしました。
結果的には願望は60%位達成したのですが、その後、何かわからない虚脱感に襲われ、何もする気がない状態がしばらく続きました。
これは何が原因だったのでしょうか。

当時のスタッフにも同じような経験をした人がいたようです (凄いモチベーションUP後にくる何もやる気がない虚脱感、うつ状態)
当プログラムには、このような好転反応(?)は起きないでしょうか。」

です。

これは、好転反応ではありません。このかた固有の問題が発生しただけです。

好転反応とは、表面的には、悪化したように見えますが、その後は、状況はよくなるのです。

この方の場合、状況は、悪化したのです。